2020年8月16日の夜8時から、 京都五山送り火が始まります。 これは祇園祭と並んで混雑する行事のひとつですが、 有名なスポットは多くの人が集まります。 五山送り火は京都市内の広い範囲で見えますが、 近くで鑑賞ができる有名なスポットがいくつか存在します。 いずれの場所も夕方の5時過ぎから多くの人が集まって場所取りが始まり、 点火される8時にピークを迎えます。 毎年多くの人で大混雑が予想される場所の中には交通規制が実施され、 前後1時間(19時~21時)にかけて歩行者天国になります。 多くの人出が予想されるスポットは、 嵐山の渡月橋とその付近 鴨川と高野川の合流地点を中心とした京阪出町柳駅周辺 加茂街道・馬橋・松ヶ崎街道などです。 これらのエリアは交通規制が実施され、 約2時間にわたり車道が歩行者天国になります。 他にも、地下鉄松ヶ崎駅周辺の北山通り (京都工芸繊維大学の北側)なども多くの見物人が訪れて 夕方から場所取り合戦が繰り広げられます。 混雑ピークは点火の前後1~2時間で、 終わった後も多くの人が地下鉄やバスなどで移動します。 五山送り火で多くの人で混雑するエリア(道路)は交通規制が行われるので、 周辺の道路で渋滞が予想されます。 市バスがルート変更をしたり観光客を運ぶタクシーが多くなるので、 マイカーでのアクセスはおすすめできません。 送り火は全ての山で一斉に点火されるのではなく、 時間差が設けられています。 点火時刻ごとに人が集まる時間帯に違いがあります。 点火されて文字が見えるのは30分間だけなので、 時間を確認しておくようにしましょう。 それぞれの山の点火時刻ですが、 銀閣寺の上にある大文字(20時ちょうど) 松ヶ崎と北山にある「妙」と「法」(20時5分) 船形(20時10分)・衣笠にある左大文字(20時15分) 鳥居形(20時20分)です。 下京区の京都駅付近の高い場所(ビルの高層階や屋上など)であれば、 20時20分~30分にかけての10分間は複数または全て文字が見えます。 このため下京区内のホテルの屋上ビアガーデンや 最上階のレストランは完全予約制となり、 かなりの混雑が予想されます。 ちなみに市内にあるホテルで送り火が見える高層階の部屋は ルームサービスで食事が提供され、 低層階の宿泊者向けに完全予約制で 最上階のレストランを利用するプランが用意されています。 下京区内の一部のマンションの高層階では 北側の通路から複数の文字を同時に見ることができることから、 20時頃から住民や近所の人が集まる所もあるようです。 |
京都の送り火 混雑する場所と時間は?

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