浅草、浅草寺のほおずき市とは?

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東京で最も古い寺院で浅草の象徴とも言える浅草寺では、
1年を通して様々な行事が行われます。

そのひとつで夏の風物詩としても親しまれているのがほおずき市です。
ほおずき市は、
四万六千日」と呼ばれる浅草寺の本尊である観世音菩薩の縁日に開かれます。

この「四万六千日」というのは、毎年7月9日と10日の縁日のことを指し、
その日に参拝をすれば46,000日分の功徳、
すなわちご利益を得られると言われています。

このように通常よりも多くの功徳を得られる日は1年で12回あるのですが、
100日とか1,000日と46,000日に比べれば少ない日数なので
四万六千日」はひときわ特別な日と言えます。

この2日間では、
ほおずきだけでなく黄札と呼ばれる黄色い祈祷札と雷除けの御札がもらえます。
この特別な御札を求めて、
参拝に来る人も少なくないです。

浅草寺は645年の創建で、
およそ1,400年の歴史を持っていますが、
この「四万六千日」は江戸時代頃になって人々に広まったとされます。

もともとは「四万六千日」の縁日は10日だけだったのですが、
前日の9日から参拝をしたいという人が詰めかけることから
縁日は2日間に延長されました。

江戸時代から明治時代ごろには、
ほおずきだけでなく雷除けの赤とうもろこしも売られていたのですが、
不作の影響で黄札が授与されるようになりました。

それで、なぜこの「四万六千日」にほおずき市が開催されているのかというと、
芝の愛宕神社が関係をしています。

京都にある愛宕神社を勧請してつくられた芝の愛宕神社は、
自生しているほおずきが有名なお寺でした。

そのほおずきは煎じて飲めば、
女性の癪や子供の疳の虫を治める霊験あらたかな植物とされていました。
なので、縁日にはお祓いをしたほおずきを売る風習が始まりました。

一方で浅草寺の「四万六千日」は他の寺社でも行われるようになり、
ちょうどほおずきの青い実がつく時期でもあることから、
愛宕神社の「四万六千日」ではほおずき市が行われ、
ご利益を求める人々の間で人気となりました。

そのことから、逆輸入とも言える形で、
浅草寺の「四万六千日」でもほおずき市が行われるようになりました。

現在ではほおずきを買って薬とする人はあまりいませんから、
多くは観賞用として購入されます。

売られているほおずきは、
昔は青くて小さい千成ほおずきが多かったのですが、
今は大きくて鮮やかな赤が映える丹波ほおずきが多くなっています。

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