夏至に食べられる物は?地域別での違いは?

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冬至にかぼちゃを食べるのは全国的な風習です。
しかし一年のうちで昼間が最も長い夏至に食べるものは地域別に変わってきますし、夏至から一定期間が経ってから決まったものを食べる地域もあります。

これは昔、夏至からの11日間に田植えをしていたことと関係があります。大切なイベントをスタートする日に食べるか、フィニッシュする日に食べるかという違いです。夏至から11日目のことを半夏生と呼びます


奈良や和歌山では半夏生餅を食べるところがあります。
これは小麦ともち米を混ぜてついたもので、きなこと砂糖をまぶして食べます。
小麦の収穫がちょうど半夏生の前なので、収穫を感謝し、豊作を祈願する気持ちで食べます。

この半夏生餅の風習は関東地方の一部や南河内で見られ、室町時代からあったといわれています。この餅は小麦が入っている点が珍しいことから、小麦餅と呼ぶところもあります。

大阪では夏至あたりにタコを食べます。由来はダジャレで、タコの八本足のごとく稲が八方に根を張ってしっかり育ってほしい、と願をかけたからです。たこ焼きで食べたり、刺し身で食べたりする家庭があります。

他に北海道と長野でもタコを食卓に出す風習が見られます。北海道は明治以降に移住してきた人が大多数ですから、大阪からの移住者が持ち込んだものと考えることができるでしょう。

長野はたこ飯の形で食卓にのぼる地域があります。
福井の一部ではサバを食べます。
田植えが終わり疲労困憊の農民に支配者が、栄養価の高いサバを摂ることを勧めたことが由来といわれています。

香川は半夏生の日をうどんの日、と定めています。
田植えが終わった後に、労をねぎらうために食べたのが始まりです。
香川といえばうどん、というイメージで、
1年中うどんを食べている印象があります。
特別に定める必要もないのでは、と思う人も多いことでしょう。

京都では6月30日に水無月という和菓子を食べます。
これは夏越の祓という神道の行事に関連した風習です。
夏越の祓は一年のちょうど半分が終わる日に、半年分のけがれを落とします
1年分のけがれを落とす年越しの祓と似た趣旨です。

水無月は三角形のういろうの上に小豆を散らした食べ物です。
夏を健康に過ごせるように氷を食べていたのですが、昔は高級品であったため庶民は食べられませんでした。
そこで氷を模した三角形のういろうが使われるようになりました。
小豆は厄払いの効果があるから載せられています。

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